英語は絵本で育つ:3〜5歳が伸びる学習習慣

この記事は、英語が得意でない母親でも実践できる「英語絵本」の本当の効果を解説します。未就学児が英語を好きになり、自然に音やリズムを身につける理由と、今日からできる具体的な取り入れ方をお伝えします。

なぜ今、未就学児に英語絵本なのか

3〜5歳は、言語を「勉強」ではなく「体験」として吸収できる特別な時期です。この時期の子どもにとって英語学習の本質は、単語を覚えることではありません。音の流れやリズムを、意味と一緒に身体で感じ取ることです。

多くの母親が「正しい発音で教えられない」と不安を感じます。しかし、子どもの脳は大人よりもはるかに柔軟で、多少の発音の揺れよりも、繰り返し触れること自体を重視します。ここに、英語絵本の大きな価値があります。

英語絵本がもたらす3つの効果

1. 英語を「音」で捉える力が育つ

英語絵本は、物語の流れの中で英語の音を浴びる設計になっています。特に韻を踏んだ文章やリズミカルな表現は、自然と耳に残ります。これは後のフォニックス学習の土台になります。単語カードの暗記とは異なり、意味と音が同時に結びつくため、理解が深くなります。

2. 親子の安心感が学習を加速させる

英語教室ではなく、家庭で母親が読むという行為そのものが、子どもにとって強い安心材料になります。英語が多少たどたどしくても問題ありません。大切なのは、子どもが「楽しい時間」と英語を結びつけることです。私も、英語が堪能ではありませんが、2歳と4歳の子どもは毎日の読み聞かせを楽しみにしています。この「好き」という感情こそが、最大の学習エンジンです。

3. 「おうち英語」が習慣になる

英語絵本は準備のハードルが低く、忙しい家庭でも続けやすい教材です。1冊数分でも、毎日英語に触れる環境が整います。結果として、おうち英語が特別なイベントではなく、生活の一部になります。

よくある不安への答え

読み聞かせる人の英語力が低くても問題ない?

結論から言うと、問題ありません。理由は2つあります。1つ目は、子どもは完璧なモデルよりも、身近な大人の声を信頼すること。2つ目は、音声付き絵本や動画など、後から正しい発音に触れる機会はいくらでも補えることです。最初の段階で重要なのは、英語への心理的ハードルを下げることです。

何冊くらい読むべきか

量よりも「繰り返し」が重要です。10冊を一度ずつ読むより、1冊を何度も読む方が効果的です。子どもが暗唱し始めたら、それは英語がしっかり染み込んでいる証拠です。

なぜDr.Seussが支持され続けるのか

英語絵本の世界で欠かせない存在が、Dr.Seussです。彼の作品は、意味が完全に分からなくても楽しい音の連続で構成されています。ナンセンスに見える表現や大胆な韻は、英語のリズムを身体に刻み込むのに最適です。フォニックスとの相性も良く、未就学児が「英語って面白い」と感じる入口になります。

英語絵本を選ぶ3つの基準

  1. 音読したときにリズムが心地よい

  2. 絵を見ただけで内容が想像できる

  3. 親自身が読んでいて楽しい

この3つを満たす本は、自然と繰り返し手に取られます。

今日からできる小さな一歩

最初から完璧を目指す必要はありません。1日1冊、寝る前に読むだけで十分です。発音に自信がなければ、まずはCDや音声を一緒に聞いても良いのです。大切なのは、英語絵本を「教育」ではなく「親子の時間」として位置づけることです。

我が家の2歳・4歳のお気に入り英語絵本

我が家の2歳と4歳が特に気に入っている英語絵本をご紹介します。

If You Give a Mouse a Cookie

もしねずみにクッキーをあげたら・・・? 自由奔放なネズミが可愛いお話です。言い回しが似ているので耳障りが良く、4歳がとても気に入っています。他にもシリーズがあるので、気に入ったら揃えて読んでみるのもいいですね。

365Penguins

毎日、毎日ペンギンが家に届くというユーモアあふれるお話。ペンギンのイラストが可愛くて、2歳がドハマリ。数学や環境問題にも触れられる内容なので、小学生も楽しめます!

おわりに

まずは1冊、気になる英語絵本を手に取ってみてください。難しく考えなくて大丈夫です。ページを開いた瞬間から、おうち英語は始まります。英語が得意でなくても、子どもの未来を広げることはできます。その最初の一歩が、英語絵本なのです。

>「楽しく遊んでいたら身についていた」を目指して

「楽しく遊んでいたら身についていた」を目指して

ひらがな、数字、英語…。子育てをしていると身につけてほしい知識やスキルが次々と浮かんできて、お勉強させた方がいいのかな?習い事を増やす?と悩みがたえません。

でも冷静になると、今は小さな子どもも中学、高校、大学、そして社会人とこれから学びを続けていくために、最も重要なのは、「学びを楽しむ力」なのではないかと思うのです。

書字や計算の練習を繰り返すトレーニングはできるだけ先延ばしにして、好きなことを楽しんでいるうちに、学校での学びの素地が養われていた。そんな環境を目指して、楽しいプリント制作を心がけています。

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