夏休みや休日に「楽しくて、学びにもなる遊び」を探している親御さんに向けて、すごろく遊びの教育的価値を掘り下げます。ただの遊びに見えるすごろくが、なぜ数や考える力を自然に育てるのか。その理由と、今日から実践できる活用法をお伝えします。
すごろくはなぜ「ただの遊び」ではないのか
すごろくと聞くと、「昔ながらの遊び」「時間つぶし」という印象を持つ方も多いかもしれません。しかし知育の観点で見直すと、すごろくは学習ツールとしても優秀な遊びです。なぜなら子どもが主体的に参加しながら、複数の認知スキルを同時に使う遊びだからです。サイコロを振る、出た目の数を確認する、コマを進める、順番を守る。この一連の流れの中に、数の理解、順序の概念、ルールの受容、感情のコントロールが含まれています。
3歳児の観察から見えた「数の飛躍」
著者自身が3歳の子どもとすごろくで遊んでいたとき、最初はサイコロの目を一つずつ数えていました。しかし繰り返し遊ぶうちに、出目を見ただけで瞬時に数字が分かるようになったのです。これは暗記ではなく、数の「形」と「量」が結びついた結果です。すごろくの反復性が、数の感覚を自然に育てた好例だと言えるでしょう。
知育の視点ですごろくを考える
すごろくでは、サイコロの数がそのまま行動に結びつきます。抽象的な「数」と、具体的な「移動」を同時に体験できるため、紙のドリルでは得にくい立体的な理解が生まれます。また、「あと何マスでゴールか」「ここに止まるとどうなるか」といった予測を繰り返すことで、先を読む力も育ちます。さらに、勝敗や順番待ちを経験することで、感情を調整する力も自然と身についていきます。
夏休みや春休みにすごろくが最適な理由
夏休みや春休みは時間がある一方で、親にとっては遊びのネタに悩みやすい時期です。すごろくは、準備が簡単で、無料でダウンロードでき、室内で遊べて、年齢に応じて調整できるという点で非常に優れています。特に無料で始められる点は心理的ハードルが低く、気軽に試せるのが魅力です。
効果を高める親の関わり方
すごろくの教育効果を高めるポイントは、教えすぎないことです。「今は何マス進むんだっけ?」「ゴールまであといくつかな?」といった問いかけをするだけで、子どもは自分で考え始めます。正解を与えるより、考えるきっかけを渡すことが大切です。
まとめ|すごろくで遊びながら数に強くなろう!
まずは気になるものを一つ選んで、ぜひ親子ですごろくの時間を楽しんでみてください。遊び終わったあと、子どもの「できた」「わかった」という表情が、きっと答えになっているはずです。
以下は、すべて無料でダウンロードでき、すぐに遊べるすごろくです。
すごろくの遊び方
よういするもの
- さいころ
- コマになるもの(おはじきやミニカー、おもちゃなど)
あそびかた
- スタートにコマを置く
- 順番にサイコロをふる
- 出た目の数だけマスを進む
- 止まったマスに指示があれば、声に出して読んでやってみる!
- 最初にゴールした人が勝ち!